◇◆◇◆◇高野の独り言◇◆◇◆◇

◇高野の独り言目次◇

第26回 フレグランス・ヴァイオレンス


この言葉を新聞で見たとき、やっと社会は「香りの暴力」について認識し始めたと感じました。私はティーハウスタカノの店主であり、茶葉の輸入・販売業務に必要な紅茶の鑑定には当然、敏感な嗅覚と味覚、バランス感覚と経験が求められます。
要するに、職業柄嗅覚が発達している私にとって「過剰な香水」使用は暴力以外の何物でもありません。日本の方は、そんなに我慢できないほどの臭気を持ってらっしゃる方は少ないのではないか思います。
新聞によると、香水を利用している御本人はそんなに強く感じていないようです。毎日のことなので受容してしまっているとのことでした。
私の嗅覚が敏感でおかしいのかと思っていましたが、社会全体の中での問題点になってきているとの事、適度な使用を望むところです。少し安心しました。

2012/8/5

第27回 ホワイトデーのお返し紅茶


長らくお休みをしてすみません。これと言って理由がある訳では無いのですが、あまりにも社会での紅茶の扱いが悪くなり呆れていました。
今日は3月14日ホワイトデーです。言うまでもなく頂いたバレンタインチョコに対してお返しをする日です。
お店では小袋の茶葉が良く売れます、有難いことです。セントバレンタイン様毎年ありがとうございます。 当然男性のお客様が御来店されます、レモンティー用の紅茶はありませんか?香りがよい紅茶はありませんか?などの御相談が多い様です。お話をしていますとだんだん訳が解らなくなってまいります。そもそもレモンは紅茶の添加物としては不適です。レモンの風味が強すぎて、ダージリンでもアッサムでもレモンティーになってしまい、その紅茶本来の味と香りを楽しむには不向きなのです。疲れている時にはさっぱりとしてよいのかもしれませんが…。
また香りのよいお茶についてお話をうかがっておりますと、どうやらフレーバーティーの事をおっしゃっているようでした。 話がかみ合うはずもありません。 仕方なく一般的なミルクティー用茶葉をお勧めすると価格がお安いので満足をしてお買い求めいただく事が多いです。 たまに安すぎると言って難色を示す方もおられます。どうなっているのでしょうか。
「あの紅茶は美味しかった」と言われれば本望です。来年もよろしく。

2014/3/14