◇◆◇◆◇高野の独り言◇◆◇◆◇

◇高野の独り言目次◇

第22回 最近のお客様

ティーハウスタカノは、お蔭様で今年の10月で創業満38年を迎えることとなりました。このご時世に「たかが紅茶、されど紅茶」に熱烈なご支持を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。さて、時代が変わればお客様も変わる―というのはいつの世も同じですが、最近の傾向を少し店主の側からご紹介いたします。
最初の事例、初老の男女のお客様からご注文をいただきました。紅茶をお持ちすると、女性が何やらごそごそ袋から、フランス菓子?のMを取り出し遠慮気味にMを紅茶の中に入れ、少しシロップの様なものを入れてからお召し上がりになりました。このお客様はたまにお見えいただきますが、同じ手順と動作をなさっておられます。
次の事例、若い男女で多分大学生だと思いますが、紅茶とケーキ2種類をご注文いただきました。ここまでは順調でした。この後、「ケーキ類イラスト今日は彼の誕生日なの、何かデコレーションできません?」………。スタッフは当店の菓子類は、デコレーション向きではない旨を丁寧にご説明し、ご了解をいただきました。しばらく歓談の後、お帰りになる様子でレジの前の来られました。当然、今日のところは女性がお払いになるなるのかなーと思っていたら、小銭すらも更々払う気はなく、男性が全てお支払いになられました。
当店からのコメントは控えさせていただきます。

2011/2/22

第23回 うまい鰻

紅茶とはぜんぜん関係の無い話です。
僕は無類の鰻好きで、旨い鰻屋があると聞けばかなり遠くでも食べに参ります。夫婦お二人でやっておられるその店は、小田原の近くにあります。
旨いですが、すいている時で約1時間30分はかかります。先客があれば2時間、3時間待ちは当たり前。とにかく前から準備することはしません。
これから僕がいつも食べる順序を書きます。いつものコースで、と注文します。あ!そうそうこの店は二人以上で行かないと注文に応じてくれません。この店のルールです。怒ってもしょうがありません。
まず、女将さんとのお話が始まります。お話の最中に、親父は、ざるに今から裂く鰻を我々の前で見せてこれで良いか?と聞いてきます。いやーこれはダメです、なんて言ったこともなければ聞いたこともありません。すぐに結構です、と答えるのが奥義です。
親父が鰻を裂き始めたら決して話かけてはいけません。話かけると、親父の手は止まり鰻はまな板の上でのたうち回ることとなるからです。この手順は早く済ませてしまう方が、お互いの為です。
串を打ち蒸し始めると、柳川鍋のドジョウを裂きます。幅広の旨いやつです。奥さんは肝吸いのだしを取り始めます。牛蒡のサカガキも作ります。お米も研ぎ始めて炊飯の準備、とにかくお客様が着席しないと始まらないのです。絶品の柳川鍋、本わさびたっぷりの白焼き、蒲焼、白いご飯、肝吸い、新香と来て終了。一寸比較する店がありません。その日の状況次第ですが、お腹が減った状態で入ると悲惨な事になりますので注意が必要です。

2011/2/22